英雄カードの仕様について昨日の生放送で告知があった

英雄カードは生成が不可能で基本的にパックから引くことでしか入手できない

今回の弾では3枚の英雄カードのうち1枚は好きなカードを貰えるというもの


DCGにおいて生成不可というのは「ついにきたな」という感じ
しかも今回の弾では英雄カードとシナジーするカードが意図的にめちゃくちゃ強く調整されているので次の環境はほぼ間違いなく全てのデッキに英雄カードが入ると思われる

「必ず初手に来る」「英雄カードが場にいると効果が発動するカードが強い」という2点で全てのデッキで英雄カードが必須という状況を作り出し、それをパックからしか入手できなくすることで課金を促すという手筈のようだ


もちろんそれだけだと批判が集中するのは目に見えているので一応の救済案として英雄カード1枚配布という形にしてヘイトを下げに来ている



個人的に思うのが、これを皮切りにライバルズにガチャ限が当たり前になることが怖い。というか当たり前になっていくであろうことが予想できる

ライバルズは現状で8弾までの継続が確定しているらしく、英雄カードもどんどん枚数が増えていくだろう


その度に「このカードはパックから直接引かないと使えません」と言われるのはもう相当萎えると思う


今回は1枚配布という策でうまいことユーザーのヘイトを下げさせているように思えるが、これを一度受け入れさせることができればもういくらでも今後エグくしていくことは可能だと思う



もちろん向こうだって商売でやってるわけだから金を落としてもらわないといけないのは理解できるが、少なくとも対戦内容やメタゲームに関わる部分で課金を促すのは違うと思う

それはPvPの対戦ゲームにおいて越えるべきではない最低限のラインだと思うし、その手法はPay to Winに片足を突っ込みかけている



この話の問題点は他にもう一つあって、課金を促すために特定のカードを必須のバランスにするということは、ゲームバランスの調整にゲーム外の要素が絡んできているということ

課金してほしいからこのカードを強くする(弱くする)というやり方を認めてしまうとゲームそのものを面白くするための調整という趣旨から逸脱してしまう可能性がある

現に今回のカードリストを眺めて完全にライバルズは別のゲームになったなと感じた


もちろんそれで面白ければいいが、もともとバランス調整が非常にシビアなDCGにおいて大人の事情が絡んでなおバランスを維持させるのは至難の業だと個人的には思う



今回の英雄カードの生成不可という問題は課金する/しないという単純な話ではなく、もっとゲームの深い部分に根差す問題だと思う



今後どうなっていくのか慎重に見守りたい




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