今年はクラーケン年だったけど来年はマンモス年らしい
それに伴って4月のローテーションで様々な変更があると発表された
・クラシックセットから「殿堂入り」の制定
殿堂入りとはワイルド専用のセット。要するにクラシックからもスタン落ちするという話
今回殿堂入りに選ばれたのは以下の6枚
シルヴァナス・ウィンドランナー
炎の王ラグナロス
アジュアドレイク
凄まじい力
アイスランス
隠蔽
これらのカードは汎用性が高く、ローテーション後も特定の役割や特定のデッキタイプを保証する可能性が高いので多様性の確保のために殿堂入りとなった
これらのカードは持っているだけで補償の対象となりさらに砕くことでもダストを入手できるそうなので持ってない人は今すぐに作ったほうがいい
・アドベンチャーの(一時的な?)廃止
今年のカードセットは試験的にアドベンチャーを排し全てパックになるとのこと
アドベンチャーでは追加できるカードの量が少なくなってしまうという理由らしい
個人的にはアドベンチャーは好きなのでこれは残念。ただ2番目のセットのリリースの際に一人用のアドベンチャーのようなモードも追加されるとのこと
その他にも期間限定でログボがもらえたり新しいヒーロースキンがでたりといろいろな情報があったけどとりあえず一番影響がありそうなのは殿堂入りの制定だろう
これに関しては前々から公式が示唆していたことなので驚きはないがこの6枚のチョイスはなかなか興味深い
ラグナロスとシルヴァナスに関してはクラシックの顔と言ってよいレジェンドで、黎明期のHSから存在しているにもかかわらずいまだに使用率は高い(昔はケーアンとか黒騎士も仲間だったのに・・・)
アジュアドレイクはその2種のレジェンドのさらに上を行く採用率の高さでさすがにあらゆるデッキに採用されて面白みに欠けるとの判断だろう
凄まじい力はソーリサンが落ちて20点コンボが出来なくなるので個人的には許されてもいいかなと思ったがいわゆるZoo戦略が常に環境に幅を利かせるのはデッキの多様性に欠けるという事なのだろうか
実質デメリット無しの1マナ4点火力という点を危惧されての殿堂入りだろう
アイスランスは間違いなくフリーズメイジを睨んでの事だろう
フリーズメイジはデッキとして全く面白くない上にクラシックのカードだけで常に組めてしまうのでどこかで殿堂入りをしないと常に環境に存在し続ける恐れがある
新セットを出していくうえでガンになりそうなデッキなので早めに潰しておこうという判断でしょう
隠蔽はミラクルローグの弱体化を狙ったものだと思う。隠蔽が無くてもミラクルローグは組めるが、隠蔽があることで特定のデッキに対して有無を言わさずにコンボを成立させて勝ってしまう理不尽なゲームが発生してしまうのを防ぐためだろう
ステルスという能力は極めて強力な能力で、しかもなんのインタラクションももたらさないので全く面白くない能力だと個人的には思うのでこれは大いに歓迎
巨大なヴァンクリーフや冷血をバフしたミニオンを隠蔽されるだけでゲームが終わってしまうのは楽しくない
ということで初の殿堂入りは以上の6枚。今後殿堂入りのカードが増えたり状況を見て解禁されたりもするらしいけど基本的にはもうこれらのカードをスタンダードで見ることはなくなるでしょう
この中に烈火の戦斧が入ってなかったというのはなかなかに驚き
ウォリアーのアイデンティティでもあるので気軽に殿堂入りはできないという事なのか。せめてミニオンしか殴れないようにナーフしてくれないですかね・・・
とりあえずこんな感じ。新セットの情報も含めてローテーションが楽しみ
コメント