最近HSに全く触れていなかったがせっかくなので今回の大量ナーフについて書いていこうと思う
昨晩ナーフが発表されたカードは7枚。それぞれについて感想を
・岩穿ちの武器
変更点:1マナ→2マナ
シャーマンの強さを支えたカードで特に序盤の攻防において非常に強力だった
このカードが2マナになった事でシャーマンは序盤におけるボードの取り合いにやや弱くなる
また、後半リーサルを狙う段階になっても2マナで3点というのはやや重い
ハンマーとのコンボも依然として健在だが1ターンに2枚使うことは難しくなったし確実に影響はあるだろう
・タスカーのトーテム師
変更点:全てのトーテム→基本のトーテム
HSにおいて上振れると強いカードというのはいくつも存在するが、このカードの悪い点は軽すぎるという所
3ターン目に上振れが起こってしまうとそのゲームはもう一方的なものになってしまう
また、上振れが起こる確率自体も3/7とかなり高めなのが良くなかった
今後はトーテムシナジーは得られつつも平凡なカードになるのでデッキを選ぶようになるだろう
・荒野の呼び声
変更点:8マナ→9マナ
このカードが登場して以降ハンターの強さの8割はこのカードの強さと言っても差し支えないものになっていた
HSにおいてランダム要素のないただひたすらに強いカードというのは珍しく、このカードは確かに強力だが非常に面白みに欠けるカードであるのも事実だった
ブリザードがその辺の加味してこの変更を加えたかは定かではないが少なくとも強すぎるカードから強いカードくらいには評価が落ちるだろう
・止めの一撃
変更点:1マナ→2マナ
コントロールウォーリアであればこのカードは何も問題なかったはずだが近年のテンポウォリの隆盛で一気に問題視され始めた
このカードの存在でウォリのテンポ戦略は非常に強力なものになっていたし武器と合わせてあらゆるマナ域において有利に立ち回れ過ぎた
基本的にグールなどの他のカードとの組み合わせを前提にしているこのカードにおける1マナの増加は見た目以上に厳しいものになると思う
この変更はテンポを殺すためのものでコントロールは影響を受けにくいと書かれていたが、コントロールも間違いなく影響を受けるだろう
・突撃
変更点:3マナ→1マナ 変更後のテキスト、ミニオン一体に突撃を付与する。そのミニオンはこのターンプレイヤーを攻撃できない
1マナになった代わりにフェイスを攻撃できなくなりコンボパーツとしての役目を終えた
ウォーリアの突撃系のカードがナーフされるのはもう何度目か分からないしこういうゲーム性において場に出て即座に攻撃できるということがどれだけ凶悪かというのが良く分かる(シャドウバース聞いてるかオイ)
・鬼軍曹
変更点:2/1→1/1
レプラノームの弱体化の穴を埋めていたこのカードだが結局こいつでさえも許されることはなかった
確かに1ターン目のプレイではレプラノームの下位互換ではあるがレプラノーム以上の汎用性の高さがこのカードにはあった
レプラノームと比較して本体より能力の比重が大きいこのカードはナーフ後も以前に近い性能を有するので使われる可能性は十分あると思う
しかしながら1ターン目の1マナミニオンとしての役割を失ったのでアグロデッキを弱体化するという目的は果たせていると思う
・希望の終焉、ヨグサロン
変更点:ヨグサロンが能力の解決中に破壊されたり、変身したり、沈黙したり、場を離れたりした場合呪文の詠唱がストップするようになった
不安定なカードだったが以前にも増して不安定になった。とはいえ確実に弱体化してるのは間違いない
9割負けの場が9割勝ちになるみたいな理不尽なスイングはほとんど起こることはなくなるだろうし、何もしないで終わることも多くなると思う
しかし盤面が不利であれば不利であるほど強力なカードになるという性質は変わっていないように感じるし、変更後もまだまだ採用されうるだろう
実際ヨグサロンは出したら7割くらいは自壊するのでこの変更は絶妙と言える
現環境になってHS離れたって人も多いくらいにはクソ環境だったらしいので(俺はシャドバにハマってしまっただけだが)ようやくブリザードが重い腰を上げたかって感じ
これだけ大量のカードをナーフするくらいだからブリザード的にも問題視はしていたのだろう
これを受けて環境がどう変化していくかが見ものである
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