ダクラの神秘家 考察
2014年4月9日 コラム コメント (3)早く使ってみたい衝動に駆られていろいろと考えてみた
まずこいつの利点、1マナマーフォークであるという部分に着目する
こいつを採用する事によりデッキ内の1マナ生物は8枚、1マナアクションは12枚になり、1ターン目からなにかしらのアクションを取れる確率が上がる
高速環境のレガシーにおいてこの差は大きい
さらに、1ターン目から生物を展開できるということは後続のロードの恩恵が加速度的に高まるということだ
マーフォークにおける初動アトランティス、初動真珠三又矛の達人はあまり強い動きとはいえない
しかし、1tに生物を展開できれば2tにロードをキャストする動きはかなり強い動きに変わる
本来ビートダウンであるはずのマーフォークはダメージ効率を高めるならばもっと1マナ域を採用するべきなのだが、1マナのマーフォークのラインナップは見るも無残で、採用できるスペックのものはほとんど存在しなかった
(コーシのペテン師だけはその中でも微粒子レベルでワンチャンはあったが、それでも相当弱かった)
つまりいままでは1マナ域を採用したくても採用できない状態だったと言える
そこで今回登場したダクラの神秘家はまさにマーフォークが求めていたスペックの1マナ生物だといえる
能力は消耗戦に強く、後半になるほどその恩恵は大きくなる
序盤はロードの強化を得て殴り、中盤以降アドバンテージをもたらしてくれるというのは実に理想的な1マナ生物だと思う
ここからはこのカードの能力の考察
このカードの能力は簡単に言うと3パターンのメリット効果を含んでいる
一つ目は、「自分が欲しいカードを引ける」というメリット
自分のデッキトップを確認して、それが今現在必要なカードならば手札に加えることができる
二つ目は、「自分の要らないドローを墓地に落とせる」というメリット
マーフォークにおいて土地は2~3枚あれば十分だし、薬瓶や目くらましなど中盤以降に死に札になるカードは結構存在する
そういったカードをトップから排除し、有効杯を引く確率を高めてくれる能力はいわば「占術1」に匹敵する能力だといえる
三つ目は、「相手の有効杯を墓地に落とせる」というメリット
お互いのトップを確認し、相手のドローが危険だと判断したらそれを未然に処理できる
これはあくまで「相手に引かせないことを選択できる」というメリットであり、「相手のドローを操作できる」能力ではないという点は誤解無いように願いたい
三つ目のメリットは一つ目と二つ目のメリットに付随する効果であり、それ単体での恩恵は薄いが、「引かせるか落とすかの選択肢は常に自分にある」という点が大きなメリットと言える
そして実際にはこの三つのメリットが複合されて、さまざまな状況でアドバンテージをもたらしてくれる
こうしてまとめると、このカードの本質は、「相手に得をさせないようにいかに自分が得をするか」という点に集約されると思う
例えば自分のトップが銀エラで相手のトップが土地ならば迷わずドローを選択できるし、自分のトップが土地で相手のトップが石鍛冶ならば喜んで墓地に落とせる
お互いのトップがお互いに不要牌だった場合は実質的にお互いに不要なドローを掘り進める事になり自分は得をしてないと思うかもしれないが、能力を起動するタイミング次第で恩恵を先に受けれるのは自分なのでこれも相手より若干の優位性がある
お互いのトップが有効牌だった場合は少し難しいが、例えば相手のトップが単体除去でこちらのトップがネメシスや銀エラだった場合などはドローを選択できるだろう
相手のトップがどうしても対処困難な場合は墓地に送る事になるが、これを選択したからといって自分は何も損をしていない
「お互いのトップを確認してドローするか墓地に落とすかを選択できる」という能力は、こうして解体してみるとものすごく柔軟性が高く、自分に有利な能力だということが分かると思う
こんな便利な能力を1マナのマーフォークが持ってると言う事が非常に驚きだ
起動マナももうちょっと重くていいんじゃないかと思ってしまうくらいには強すぎるというのが見た感じの感想だ
ぜひ早く使ってみたいものである
まずこいつの利点、1マナマーフォークであるという部分に着目する
こいつを採用する事によりデッキ内の1マナ生物は8枚、1マナアクションは12枚になり、1ターン目からなにかしらのアクションを取れる確率が上がる
高速環境のレガシーにおいてこの差は大きい
さらに、1ターン目から生物を展開できるということは後続のロードの恩恵が加速度的に高まるということだ
マーフォークにおける初動アトランティス、初動真珠三又矛の達人はあまり強い動きとはいえない
しかし、1tに生物を展開できれば2tにロードをキャストする動きはかなり強い動きに変わる
本来ビートダウンであるはずのマーフォークはダメージ効率を高めるならばもっと1マナ域を採用するべきなのだが、1マナのマーフォークのラインナップは見るも無残で、採用できるスペックのものはほとんど存在しなかった
(コーシのペテン師だけはその中でも微粒子レベルでワンチャンはあったが、それでも相当弱かった)
つまりいままでは1マナ域を採用したくても採用できない状態だったと言える
そこで今回登場したダクラの神秘家はまさにマーフォークが求めていたスペックの1マナ生物だといえる
能力は消耗戦に強く、後半になるほどその恩恵は大きくなる
序盤はロードの強化を得て殴り、中盤以降アドバンテージをもたらしてくれるというのは実に理想的な1マナ生物だと思う
ここからはこのカードの能力の考察
このカードの能力は簡単に言うと3パターンのメリット効果を含んでいる
一つ目は、「自分が欲しいカードを引ける」というメリット
自分のデッキトップを確認して、それが今現在必要なカードならば手札に加えることができる
二つ目は、「自分の要らないドローを墓地に落とせる」というメリット
マーフォークにおいて土地は2~3枚あれば十分だし、薬瓶や目くらましなど中盤以降に死に札になるカードは結構存在する
そういったカードをトップから排除し、有効杯を引く確率を高めてくれる能力はいわば「占術1」に匹敵する能力だといえる
三つ目は、「相手の有効杯を墓地に落とせる」というメリット
お互いのトップを確認し、相手のドローが危険だと判断したらそれを未然に処理できる
これはあくまで「相手に引かせないことを選択できる」というメリットであり、「相手のドローを操作できる」能力ではないという点は誤解無いように願いたい
三つ目のメリットは一つ目と二つ目のメリットに付随する効果であり、それ単体での恩恵は薄いが、「引かせるか落とすかの選択肢は常に自分にある」という点が大きなメリットと言える
そして実際にはこの三つのメリットが複合されて、さまざまな状況でアドバンテージをもたらしてくれる
こうしてまとめると、このカードの本質は、「相手に得をさせないようにいかに自分が得をするか」という点に集約されると思う
例えば自分のトップが銀エラで相手のトップが土地ならば迷わずドローを選択できるし、自分のトップが土地で相手のトップが石鍛冶ならば喜んで墓地に落とせる
お互いのトップがお互いに不要牌だった場合は実質的にお互いに不要なドローを掘り進める事になり自分は得をしてないと思うかもしれないが、能力を起動するタイミング次第で恩恵を先に受けれるのは自分なのでこれも相手より若干の優位性がある
お互いのトップが有効牌だった場合は少し難しいが、例えば相手のトップが単体除去でこちらのトップがネメシスや銀エラだった場合などはドローを選択できるだろう
相手のトップがどうしても対処困難な場合は墓地に送る事になるが、これを選択したからといって自分は何も損をしていない
「お互いのトップを確認してドローするか墓地に落とすかを選択できる」という能力は、こうして解体してみるとものすごく柔軟性が高く、自分に有利な能力だということが分かると思う
こんな便利な能力を1マナのマーフォークが持ってると言う事が非常に驚きだ
起動マナももうちょっと重くていいんじゃないかと思ってしまうくらいには強すぎるというのが見た感じの感想だ
ぜひ早く使ってみたいものである
コメント
個人的にはこのカードを活かす為に行き詰まりを採用したいですね。
能力は相当強烈ですが、やはりお互いがドローすると言うのはリスクも高いので何かしらの対策が必要かなぁと感じています。
このカードを採用する=クロックパーミへの回帰、ではないかと思いますね。
そうなると、せっかく1マナ生物を増やしたのだからロードを多めに取りたい=メロウを採用する方が利に適ってるかな、と個人的には思いました
VM>ビートダウンはリストが綺麗な方が強い(確信)