根絶のお話

2011年2月3日
ネタ蒔きさんのブログで根絶のルール的な問題について話題になっていたので自分も考えてみた


自分は使われる側なのだが、もし自分が根絶を使う場合はこうすると思う



1、対戦が始まる前に対戦相手にドローフェイズとメインフェイズの区切りをはっきりしてほしい旨を伝える



たとえば始まる前に「ドローステップに優先権を破棄する場合メインフェイズに移った旨をしっかり伝えてほしい。もしなにも言わなかった場合は優先権破棄とみなしますがよろしいですか?」と伝えればいのではないだろうか

これは相手に暗に根絶の存在を伝えてるようなものだが逆に言えばブラフになるということだ。自分が黒いデッキを使うのであれば根絶を採用していなくてもこの言葉を相手にいう意味は大きいと思う。少し卓外勝負になってしまう点は否めないが



2、メインフェイズで根絶を使う


これはプレイング的に言うと妥協していてすさまじくバッシングされそうな案なのだが一概に無いとは言えない。

ドロー後に根絶を打つ利点はもしドローしたカードが根絶によって取り除かれた場合、ハンドアドバンテージを得ることができるという点だ。しかしそれは根絶の対象がインスタントタイミングでプレイできる物の場合、例によって優先権云々で先にプレイされてしまう可能性をはらんでいる。それは根絶の定石である「ドロー後根絶」のルール的な脆さを表しているのではないだろうか(つまり対戦相手が、根絶されるかもしれないことを念頭に置いたプレイングをしてきた場合、ドロー後に構えていたのが徒労に終わってしまうという最悪のケースだ)


簡単に言うと、「インスタントや瞬速を持つカードを根絶する場合はドロー後に打とうとすると、その前に使われるリスクを負うことになる。だから本当に根絶しなければならないのであればメインで根絶したほうがより確実」ということだ

それは優先権云々で相手にごねられるというパターンを回避するためにプレイヤーができる数少ないの自衛手段だと思う



もし対象がソーサリータイミングでしかプレイできないカードであるなら、ドロー後に必死にねじ込めばいい。さすがに虎視眈々と根絶の機会をうかがっているにもかかわらずドローしてからキャストまでの一連の動作を一瞬でやってのけるプレイヤーはいないだろう。もしいたとして、それならば事前に「ドロー後に動きます」と言っておけばいいだけの話だ。インスタントで動けないのならばそれでも問題ないはずだ



自分は根絶をケアして動く、なんてことはしたことがないので使う側としても使われる側としても未熟だと思うけど実際にいつか使う場合のために、自分のこととしてこの問題をとらえられるようにしておきたい









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